不安を顔に貼り付けて 桜のせいで白く霞んだ風景に 自分が自分でない錯覚なんてしながら それでも始まるおとなの1歩が 重くて怖くて 冬の名残のような 冷たい風が私の体を震わせている
Shi-ka村に、春が来た。 高校生になる木いちごちゃん 「陽が眩しくて、 風があったかくて、 桜が踊ってて。 私、まだ生きてるんだってなる時もあるけど、 まだ、生きられてるんだとも思えて。 春が来ると、 この世界が急に愛しく、 大切なものになるんです」